急傾斜地崩壊対策工事(一括交付金)の内設計業務委託

本業務は、愛知県蒲郡市竹谷町地内に位置する急傾斜地崩壊対策区域の今御堂区域である。
平成21年度に実施した急傾斜地崩壊防止施設詳細設計の内、用地制約条件による、法面対策工の見直しを行うものである。
法面対策工として、切土補強工を選定し、詳細設計を行った。また、当地区は保育園に近接した法面であるため、緑化可能な法枠とし環境に配慮した。
進入路が狭く、使用可能な施工機械が限られるため、施工計画検討も行った。
本業務は主要地方道名古屋津島バイパス「都市計画道路花正莪原線~十三沖泳南幹流水路」までのL=1100mの道路予備設計(A)及び平面交差点予備設計を行うことを目的とする。当該区間は市街化調整区域であるが、3種道路の標準的な最小区間長30~20kmが確保できないので、当該区間全体を第4種として計画する。
 (都)花正莪原線から(主)一宮蟹江線までの間の900m区間に幹線市道は無いが、中間部に交差点を設けないと、地域分断や高齢化している農作業者に遠回りを強いることになるので、中間付近に交差点の設置計画をおこなう。

発注者:愛知県東三河建設事務所(平成23年度)