歩行者天国の実施に伴う道路形状検討業務委託

 本業務は、名古屋市中心市街地のメインストリートの一つである大津通の内、栄交差点(広小路)~矢場町交差点(若宮大通)区間、約700mについて、中央分離帯に着目した構造検討を行ったものである。当該区間は、名古屋まつり等のパレードや春・秋期に歩行者天国が行われるが、分離帯がそれらのイベント実施に際して空間的制約を与えていることから、全国事例を調査して、撤去・復旧が可能な構造を案出し比較検討を実施すると共に、実現性(課題)についてとりまとめた。比較検討では、各案について完成予想図を作成し景観性評価を実施し、経済性評価では、初期工事費及び1回当りの撤去・復旧費を算出して総合的な評価を行った。

発注者:名古屋市(平成24年度)